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eyes to me~ 私を見て
第6章 獣の戸惑い
ひっつめた髪が乱れている。
そっとそれをほどいていくと、長い栗色の髪がベッドに拡がった。
「綺麗だ……美名」
その髪に口付けると、美名は射るような目を向けてきた。
熱く燃える目が、真っ直ぐに見ている。
「綾波さんは……ズルい」
「……?」
「私を……どう思ってるの?」
「!」
美名は、狼狽える彼を潤んだ目でじっと見る。
――狼狽える?この俺が?
昨日会ったばかりの美名に、俺は夢中になっている。
何度抱いても足りなくてまた欲しくなる。
だから、その欲望を全部美名にぶつけた。
なのに……まだ、分からないのかお前は?
そっとそれをほどいていくと、長い栗色の髪がベッドに拡がった。
「綺麗だ……美名」
その髪に口付けると、美名は射るような目を向けてきた。
熱く燃える目が、真っ直ぐに見ている。
「綾波さんは……ズルい」
「……?」
「私を……どう思ってるの?」
「!」
美名は、狼狽える彼を潤んだ目でじっと見る。
――狼狽える?この俺が?
昨日会ったばかりの美名に、俺は夢中になっている。
何度抱いても足りなくてまた欲しくなる。
だから、その欲望を全部美名にぶつけた。
なのに……まだ、分からないのかお前は?