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eyes to me~ 私を見て
第38章 恋するcherry soda
「うわああ……」
「あ、綾波――テメェ――何してくれてんだよっ」
真っ赤になり慌てる由清と真理に、綾波はニヤリとする。
「軽く触れただけさ……お前らにもコツを教えてやろうか?」
「えっ」
「ど、どどど……それはどーやって?」
「冗談だ……こればかりは企業秘密さ」
「え――!気になる気になる」
「勿体ぶらず教えろよっこのエロ大魔人――!」
綾波は、騒ぐ二人をよそに、ひざまずき美名の手に口づけた。
シャッター音がして振り返るとポキノンの堺がカメラを構えてそこに居る。
「いや、すいません!素敵な場面だったからつい」
堺は人の良い笑顔で頭を掻いた。