パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第38章 恋するcherry　soda

　メンバー全員揃ったショットと、それぞれのソロショットがコミックのコマの様にセンスよく散りばめられている。

｢うわっ……これ本当に使ったんだ｣

　真理が照れて頬を掻く。
　堺に『凄い筋肉だね――折角だからちょっと見せてみようか』
とのせられて撮った、シャツのボタンを全部外して胸元から腹筋の割れ目が覗いたショット。

｢いいな――筋肉……俺ヒョロヒョロだから無理｣

　由清が羨望の眼差しを向けた。

｢堺さんの言い方が上手くてよ～
　なんか俺、売れっ子グラビアアイドルの女になった心境だったさ！
　……ああ、こうやって口八丁手八丁で脱がされるのか――ってな！ハハハハ｣
｢ハハハ……皆さんそれぞれ魅力的に撮れて良かったです……特にこの美名さん、素敵ですね｣

　堺は最後の頁の笑顔の美名を指差す。