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eyes to me~ 私を見て
第7章 恋い焦がれる獣
美名はスキップするような足取りでピアノに近づく。
「綾波さんが、弾いてる所を見たいな……」
「ピアノの音を聞きたい、じゃないのか?」
美名は部屋に入ってきた綾波を見ると、恥ずかしそうに目を逸らした。
「音も聞きたいけど……けど……弾いてる姿を見たいっていうか……ん――っ!?」
口ごもる美名を抱き締めて唇を奪う。
手で胸を押しているが、こんな力は抵抗の内に入らない。
美名は嫌がってはいない。
ホテルで中途半端に触れあった熱が、口づけた途端に身体を燃やし始める。
「ピアノに目が行っても、奥のベッドは気がつかないのか?」
「きゃ」
美名を抱き上げてベッドへ向かうと、細い指が綾波のシャツをギュッと掴む。
「綾波さんが、弾いてる所を見たいな……」
「ピアノの音を聞きたい、じゃないのか?」
美名は部屋に入ってきた綾波を見ると、恥ずかしそうに目を逸らした。
「音も聞きたいけど……けど……弾いてる姿を見たいっていうか……ん――っ!?」
口ごもる美名を抱き締めて唇を奪う。
手で胸を押しているが、こんな力は抵抗の内に入らない。
美名は嫌がってはいない。
ホテルで中途半端に触れあった熱が、口づけた途端に身体を燃やし始める。
「ピアノに目が行っても、奥のベッドは気がつかないのか?」
「きゃ」
美名を抱き上げてベッドへ向かうと、細い指が綾波のシャツをギュッと掴む。