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eyes to me~ 私を見て
第7章 恋い焦がれる獣
「えっ……で、でも」
「いや、むしろ行くな。これからレッスンやらボイストレーニングやらキャンペーンで忙しくなる予定なんだぞ。そんなもんに行く暇があると思うか? 」
「ぐ……そうだけど……お店が困る……」
「何のバイトだ」
「居酒屋だよ」
「……もう、絶対に行くな」
「ええっ?」
「酔っぱらいが絡んで来て何かされたらどうするんだ!」

 言ってから、しまったと思った。
 これではヤキモチ丸出しじゃないか。
 言葉が続かず、黙りこむ綾波を、美名の大きく見開いた瞳が見つめている。
 やがてそれが溢れそうに潤むと、美名は素直に頷いた。

「うん……分かった……」

 綾波は、その仕草に撃ち抜かれて、つい強い力で抱き締めてしまう。

「綾波さ……いたい」
「その呼び方は……やめろ」

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