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eyes to me~ 私を見て
第40章 桃子、舞踏会へ
「え……なんですか?」
『急な話しだけど、土曜日にポキノン編集部の十周年のパーティがあるのよ……編集部の堺さんて方が良い人でねぇ~!
癒し系でイケメンなのよ……年齢も丁度食べ頃ね……うふふ……て、それは置いといて!
知り合いや友達を招待してオッケーて事なのよ~!
桃子ちゃん、来ない?』
イケメンがどどうの、の話しの途中からは、桃子は氷を頬張りながら適当に相槌を打っていたが"パーティ招待"の言葉に目を輝かせた。
「パッ……!つ、つまり舞踏会ですかっ?」
『武闘家……?いえいえ戦わないわよ?土日なら学校もお休みじゃない?
美名ちゃんも会いたがってるし。
良かったら桃子ちゃんのお友達も一緒にいらっしゃい?
泊まる所も私のマンションでも良かったら泊まって?』
「し、志村さんのお城ですかっ?」
桃子は興奮して立ち上がる。
マイカは目を丸くした。