この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第40章 桃子、舞踏会へ



「ツアーなんて予定あんのかよ?」

 真理はリムジンを高速に合流させながら由清を睨む。

「志村さん、三年先までスケジュール組んだんだろ?当然ツアーもあるでしょ……
 まあ、いつ静岡に来るのかはわかんないけど」
「……よくもまあ、ペラペラと口がまわる奴だよな」
「まあ、女の子達喜んでたから良いじゃん。
 あの中の何人かがプリキーのファンになってくれるかも知れないしさ」
「アンソニー!早速ツイッターで呟いた子がいるよ?」

 桃子とマイカはスマホの画面に釘付けになっている。

「……『キャラメイト静岡前に白いタキシード王子があらわれた!』……
『この人、どっからどう見ても王子!
 来月princes & junkyていうバンドでデビューだって!』
『princes & junkyの王子さまに一目惚れ!ウハウハ(*´д`*)』」
「スゲーな……」

 真理は口笛を吹いた。

「真理もこれから素行には気を付けた方がいいよ?何処で誰が見てるから分からないからね?」

 由清の言葉に桃子は頷く。

「そうそう!寝癖爆発した頭でドンキ行ったりとか、街中で人と肩がぶつかっても
 "なんだぁ――ワレェ!?"てキレたらダメだからね!」


/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ