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eyes to me~ 私を見て
第40章 桃子、舞踏会へ
綾波が蹴っ飛ばすと、健人はケタケタ笑った。
美名もつられて笑い出して、お腹を抱えて涙を流し始めた。
「ひっ……美名……お前まで笑うのか!
……おいっ!ライオン!いい加減に笑うのを止めんか――!」
綾波は二人を交互に見て憤慨した。
「ひっ……だって……剛さん……お掃除や細かい事自分からやるし……爺やみたいかも……アハハ」
「お前な――!」
「キャアッ」
綾波は笑う美名を捕まえて壁に押し付けると、キスをした。
「うおおっ」
健人が目を丸くしてポカンと口を開けて二人を眺める。