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eyes to me~ 私を見て
第41章 歌姫、舞踏会で歌う



「本当なら……ここでお前を攻めて甘く叫ばせたい処だが……
 こんなに綺麗に出来上がってるのを崩すのは勿体ないな……」

 美名が照れて真っ赤になるのを、綾波は笑った。

「ヤキモチを妬かれるのは……何とも言えず快感だな」
「私は……不快なだけです」

 ツンとそっぽを向く美名の首筋に口付けると、甘い溜め息が漏れる。

「俺だけが焦れてばかりじゃあ、不公平だからな……」
「剛さん……まさか……わざと?」
「バレたか」
「ひどいっ……あっ」

 綾波は、ドレスの裾から手をそっと差し入れて足首から太股へと滑らせた。
 陶器のような滑らかな肌の感触を楽しみながら、白い首筋にキスをする。
 美名は綾波の髪を掴み甘く乱れた。

「や……あっ」



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