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eyes to me~ 私を見て
第41章 歌姫、舞踏会で歌う


「ああ……あっ」
「いけない姫様だ……綺麗なドレスの中は……こんなに気持ちよがって……」

 耳朶を甘く噛まれながら囁かれ、美名は一気に達してしまう。

「ああ――!」

 くったりとソファに沈む美名の頬を撫で、軽く唇にキスをする。
 綾波の身体は限界まで熱くなっていた。
 耐えきれずベルトを外すと、長いドレスをまくり上げ、猛りを一気に沈ませた。

「うっ……!」
「――――っ」

 会場からは、人々のざわめきと笑い声が聴こえる。
 今人気のエアーバンド
 "ボンバーダイヤモンド"
 の髑髏川 猫八(どくろがわ ねこはち)
 がマイクで面白おかしく挨拶をしている最中らしい。
 歓声と大きな拍手が湧く中、扉を一枚隔てたロビーでは、二人は快感に沈みながら激しく身体をぶつけ合っていた。

「美名……美名っ」
「剛さ……ああっ」
「もう……限界だ……」
「あっ……あっ凄い……」
「美名――!」

 再奥まで獣を押し込んだ瞬間、二人は同時に果てた。
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