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eyes to me~ 私を見て
第41章 歌姫、舞踏会で歌う



 激しく乱れる呼吸がロビーに響く。
 綾波は胸ポケットからティッシュを取り出すと、美名の腹部や太股を丁寧に拭った。

「ギリギリ……危なかったな」

 クスリと笑い、そっと蕾の廻りを拭うが、美名がピクリと震えて声を漏らす。
 その甘い表情と声にまた誘われそうになるのを、唇を噛みグッと堪えた。

「剛さ……誰にも……見られてない?」

 まだ酔っている様にトロンとした瞳の美名が可愛いくて、頬にキスする。

「ああ……多分な」
「多分って……」
「まあ……仮に誰かが俺たちを見かけたとしても……見てみぬ振りをするんじゃないか?」
「――!」

 真っ赤になる美名の身体をそっと起こすと、取れかかった髪飾りを直し、ドレスの裾を整えてやる。
 髪も少し直してやると、綾波は満足げに笑った。

「……俺の姫様の、出来上がりだ」



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