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eyes to me~ 私を見て
第42章 愛欲の塔で



「出された物は残さない!これが竹下家の家訓よ!」

 ドヤ顔で言うマイカに真理は絶句する。

「……そうそう……かーちゃんにうるさく言われたよな」

 何処からか聞き覚えのある声がして、マイカは振り返るが誰も居ない。

「……?何?今の」

 その時、大きな花瓶に活けられたアレンジメントフラワーの陰に健人ことライオン丸は隠れていた。

「やっべ――……見付かる所だった……てか何でマイカが居るんだよ……」
「チンパンジー!ここにいたのか」

 花の後ろから、綾波が顔を出す。

「あ、兄貴っ!チンパンジーじゃないっすよ!
百獣の王のライオン丸っす!」
「何だこの風呂敷は……」

 深緑の唐草模様の風呂敷を頭に巻いた健人を呆れて見る。

「へへ、ちょいと変装です」

「何だか知らんが雑な変装だな……そうだ、お前、美名を見なかったか?」



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