この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第42章 愛欲の塔で



 綾波についさっき抱かれたばかりなのに、翔大に身体を抉じ開けられてしまった。
 自分は本気で抵抗していたのか?
 自問自答するが、よく分からない。
 こんな風にされても、翔大の事を憎めない自分が歯痒くて、許せなかった。

『お前を抱くのは俺だけだ……』

 綾波の声が頭の中で響いて美名を切なくさせる。

「ごめ……ごめんなさ……っ……剛さん……」

 頭がガンガン痛み、喉がギュウと締め付けられて苦い血の味がすると同時にまた涙が溢れた。

「もう……剛さんの元に、戻れないよ……」

 何かに取り憑かれた様に、浮遊する足取りで大きな窓に近付く。
 鍵を開けて夜風の吹くベランダへ出た。



/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ