この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第42章 愛欲の塔で



「うう……ゴメン……つい」

 真理が泣きそうな顔をする。

「もうっ真理ったら!」

 由清が顔をしかめた。

「気持ちは分かりますが、落ち着きましょう……」

 堺が子供を相手にするように言った。

「運転手さん、申し訳ありません」

 謝る綾波に、運転手は片手を上げて苦笑すると、ひと際豪華なマンションや住宅が並ぶ一角へと車を進入させた。

「この辺も高級ですけどねえ……」
「はあ――っ。こんなシャレオツでバカ高い所に住む人間ってどんな奴等だよ!ムカつくな~っ」
「真理……それは今関係ないって」
「まあ、世の中金持ちはより金持ちに、貧乏はより貧乏にとなる法則は確かにありますね」
「ぐうっ!堺さん……サラリと優しい顔で残酷な事を言わないでくれよ――!」

 三人がワイワイ言い合う中で、綾波はふと何かを見つけて鋭い声を上げた。

「止めて下さい!」



/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ