この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第8章 溺愛の獣
「お前ら……ふざけるのもいい加減にしろ」

 綾波は、美名を抱き締めたままふたりを睨んだ。

「違うの!間に私が無理矢理入ったから、こうなっちゃって……」
「ご、ごめんね美名ちゃん!」
「本当ゴメン!」

 三広と亮介が真っ赤になって頭を下げる。

「ううん……私もごめんね?危ないと思って止めに入っちゃったけど、夫婦喧嘩は犬も食わないって言うもんね!余計なお世話しちゃってゴメン」
「て、夫婦違うよ――!」

 三広が喚いた。

「あれ?三広君、おでこ擦りむいてるよ?綾波さん、救急箱は?あ、あそこにあった!」

 美名は腕をすり抜けると救急箱を取りに行く。
 亮介と三広が美名をまたうっとりと目で追っていた。

「身体、柔らかかったなあ……」
「うん……スッゲーいい香した……」

 ふたりがボソリと呟くのを聞いた時、綾波は拳を強く握りしめた。


/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ