この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第44章 デビュー前夜


「す……すまんっ」

 真理は耳まで赤くなる。

「ううん」

 美名は姿勢を正しながら笑いかけた。

「てか、お、お前が変な冗談を言うから……」

 口ごもりながら、何とか運転に集中しようと頑張っているのが端から見ても分かる。

「冗談じゃないよ……私、真理君が好きだもん」
「ぴ――っ」
「ぴ?」

 真理の顎がカクカクと不自然に震える。

「い、今のは……警報だ警報!ぴ、ピンク警報!」

 美名は首を傾げた。
 
「何……それ?」
「だ――っ!だからとにかく、ヤバい時に鳴るんだよ!」

 怒った様に言うと、黙りこんでしまう真理を、美名は暫くじっと見ていたが、ポツリと話し始める。


/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ