この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
eyes to me~ 私を見て
第44章 デビュー前夜




「私……剛さんに……とびきりの歌姫にしてやるって言われたけど……
 何が"とびきり"なのか……教えて貰ってないよね……」

 美名は、涙を拭った。

「私……明日……とびきりの歌をうたって見せるから……見てね?
 早く……起きてくれないと……見逃しちゃうよ?」

 美名は、クスリと笑うが、それは嗚咽に変わり、顔を両手で覆って下を向いてしまう。

「だか……ら……お願……早く……起きて……っ」

 真理が、後ろから美名を支えて立たせた。

「……しっかりしろ、美名……
 いつもみたいに……笑うんだ」

 美名は首を振るが、真理の大きな掌が頬を挟み、綾波の方を向かせた。

「泣き顔じゃなくて……可愛い笑顔を綾波だって見たいだろうよ。
 なあ?そうだろ?」

 真理は綾波に語りかける。



/1955ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ