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曖昧なままに
第12章 波乱の再会
「がぁっ――!」
鮮烈な衝撃――。顎先への一撃は、俺の脳を激しく揺らした。軽い脳震盪に苛まれ、目の前が薄らと霞む。壁に凭れてなければ、卒倒していたかもしれない。
俺がその回復に時間を要してる間にも、愛美はその暴走を止めようとしなかった。
俺のベルトに手をかけ留め金を外すと、ズボンから一気に引き抜き投げ捨てる。そして千切れそうな程に乱暴にボタンを外し、下着もろ共ズボンを膝まで擦り下ろしてしまった。
「よ……止せ……」
深夜で人の目が無い場所であれ、下半身を晒された恥辱が意識を苛む。だが抗おうにも、何とか細い声を上げるので精一杯。俺は愛美の為すがままに、されようとしていた。
愛美は大きく口を開くと――無防備と化した俺の股間を貪り始める。
じゅっぱあっ――!
「う……ああ……」
最初に襲った感覚は痛みを伴うまでの、強烈な吸い着きだった。
俺は反射的に腰を引き、身体をくの字に曲げる。しかし愛美の頭がぐいっと押し寄せ、逃れることを許そうとしない。
俺を含み尽くし、全てを吸い取らんばかりの勢いだ。
ぐっちゅ――ぐちゅ――!
口内から湧き出る芳醇な唾液。それが下品な音を鳴らし、呑み込まれた陰部に執拗に絡む。そして、愛美の頭が前後に揺れ始めると――
「だ……だめ……だっ……おお……あっ、うわっ……」
朦朧とした意識の俺は、ベクトルの指し示す方向さえ見失い、それでも何処かへと突き進んでいた。
愛美に咥え取られた陰茎は、いつの間にか膨張を果たしている。
じゅぷ――じゅぷ――と、まるで憑りつかれた如き、機械的で永続的なストロークは続き。唇から溢れた唾液が、だらだらとの口元から顎に伝う。
垂れ下がったその滴が、外灯の照らすアスファルトにポタリと落ちた――。
「ま……なみ……」
ようやく動いた俺の両手が、愛美の頭を掴む。だがその激しい前後動を、制するには至らない。愛美は髪を靡かせ、堅固なまでの口技に勤しむ。
じゅぷ――くちゅり――りゅぷ。時に角度を変え、その頬を膨らませ。更に蠢く舌が、ぐるっと絡みつく。
そうした感触に責められ――先に訪れたのは、俺の男としての限界の方であった。
鮮烈な衝撃――。顎先への一撃は、俺の脳を激しく揺らした。軽い脳震盪に苛まれ、目の前が薄らと霞む。壁に凭れてなければ、卒倒していたかもしれない。
俺がその回復に時間を要してる間にも、愛美はその暴走を止めようとしなかった。
俺のベルトに手をかけ留め金を外すと、ズボンから一気に引き抜き投げ捨てる。そして千切れそうな程に乱暴にボタンを外し、下着もろ共ズボンを膝まで擦り下ろしてしまった。
「よ……止せ……」
深夜で人の目が無い場所であれ、下半身を晒された恥辱が意識を苛む。だが抗おうにも、何とか細い声を上げるので精一杯。俺は愛美の為すがままに、されようとしていた。
愛美は大きく口を開くと――無防備と化した俺の股間を貪り始める。
じゅっぱあっ――!
「う……ああ……」
最初に襲った感覚は痛みを伴うまでの、強烈な吸い着きだった。
俺は反射的に腰を引き、身体をくの字に曲げる。しかし愛美の頭がぐいっと押し寄せ、逃れることを許そうとしない。
俺を含み尽くし、全てを吸い取らんばかりの勢いだ。
ぐっちゅ――ぐちゅ――!
口内から湧き出る芳醇な唾液。それが下品な音を鳴らし、呑み込まれた陰部に執拗に絡む。そして、愛美の頭が前後に揺れ始めると――
「だ……だめ……だっ……おお……あっ、うわっ……」
朦朧とした意識の俺は、ベクトルの指し示す方向さえ見失い、それでも何処かへと突き進んでいた。
愛美に咥え取られた陰茎は、いつの間にか膨張を果たしている。
じゅぷ――じゅぷ――と、まるで憑りつかれた如き、機械的で永続的なストロークは続き。唇から溢れた唾液が、だらだらとの口元から顎に伝う。
垂れ下がったその滴が、外灯の照らすアスファルトにポタリと落ちた――。
「ま……なみ……」
ようやく動いた俺の両手が、愛美の頭を掴む。だがその激しい前後動を、制するには至らない。愛美は髪を靡かせ、堅固なまでの口技に勤しむ。
じゅぷ――くちゅり――りゅぷ。時に角度を変え、その頬を膨らませ。更に蠢く舌が、ぐるっと絡みつく。
そうした感触に責められ――先に訪れたのは、俺の男としての限界の方であった。