この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
曖昧なままに
第9章 乗り移りし妹
まだ潤んだ瞳を向け、アイナは甘くそう囁く。
「アイナ……」
如何にその設定に殉じているとは言え、それが虚構であることを頭から消し去られる筈もない。それでも尚、アイナの言葉は高度な昂揚へと俺を誘う。幸か不幸か知れないが、俺に実の妹がいたのなら、同様の心境には至らなかっただろう。
俺の覚えた興奮は、アイナによって築かれた背徳感により倍増していた。一方でそれを犯すことに、リスクがないことは理解している。だから「いいよ」と言われれば、俺を遮るものは何もないような錯覚を受けた。
俺はアイナを抱き寄せ、今度は強く唇を重ねる。
「あっ……そん……なに」
荒々しく吸い上げ舌を口の周りに這わすと、アイナは困ったような声を洩らした。両手で制服の上着を脱がせ、そのまま倒れゆく身体に被さり唇を貪る。それに応じたアイナも控え目ながら懸命に、チロチロと舌を絡ませていた。
徐々に深まるキスを交わし。俺はアイナの身体を弄ってゆく。
清楚さの証の如き胸元のリボンを解き、白いブラウスのボタンを一つづつ外す。それを開け放ち顕わになる、淡い黄色のブラジャーに覆われた小振りの胸。
それを目にして、俺は堪らずにそのふくらみに顔を埋めた。
「は……はあ、あっ……」
寄せるように揉み、そこにできた谷間をツウッと舐める。更に荒々しく揉みしだくと、次第に擦り上がるブラジャー。
それに、弾き出されるようにして――
「あぅ!」
ピン――と姿を見せた、アイナの張りつめた乳首。
俺は反射的に、パクッとそれを口に頬張った。たっぷりと唾液を満たす口内で、その突起をぬらぬらと舐め尽くす。同時にもう片方の頂点を、指の腹を用いクリクリと弄ってゆく。
「やあっ……んん……だ、だめぇ……」
時折、身体をピクピク震わせながら、必死に快感に抗うようなアイナ。しかし両胸を執拗に責め続けると、その身を委ねるように力が抜けていった。
すると――
「ううん……お兄ちゃん……少し待ってよ」
アイナは身体を起し立ち上がると、ベッドへと腰を掛ける。
「アイナ?」
それから、俺に見せつけるように、制服のスカートをゆっくりと捲ってゆく。白い太ももの奥から、チラリと覗く下着――。
「今度はココを……して」
やや紅潮させた顔をそっと傾げ、アイナは可愛くも怪しく微笑みを向けた。
「アイナ……」
如何にその設定に殉じているとは言え、それが虚構であることを頭から消し去られる筈もない。それでも尚、アイナの言葉は高度な昂揚へと俺を誘う。幸か不幸か知れないが、俺に実の妹がいたのなら、同様の心境には至らなかっただろう。
俺の覚えた興奮は、アイナによって築かれた背徳感により倍増していた。一方でそれを犯すことに、リスクがないことは理解している。だから「いいよ」と言われれば、俺を遮るものは何もないような錯覚を受けた。
俺はアイナを抱き寄せ、今度は強く唇を重ねる。
「あっ……そん……なに」
荒々しく吸い上げ舌を口の周りに這わすと、アイナは困ったような声を洩らした。両手で制服の上着を脱がせ、そのまま倒れゆく身体に被さり唇を貪る。それに応じたアイナも控え目ながら懸命に、チロチロと舌を絡ませていた。
徐々に深まるキスを交わし。俺はアイナの身体を弄ってゆく。
清楚さの証の如き胸元のリボンを解き、白いブラウスのボタンを一つづつ外す。それを開け放ち顕わになる、淡い黄色のブラジャーに覆われた小振りの胸。
それを目にして、俺は堪らずにそのふくらみに顔を埋めた。
「は……はあ、あっ……」
寄せるように揉み、そこにできた谷間をツウッと舐める。更に荒々しく揉みしだくと、次第に擦り上がるブラジャー。
それに、弾き出されるようにして――
「あぅ!」
ピン――と姿を見せた、アイナの張りつめた乳首。
俺は反射的に、パクッとそれを口に頬張った。たっぷりと唾液を満たす口内で、その突起をぬらぬらと舐め尽くす。同時にもう片方の頂点を、指の腹を用いクリクリと弄ってゆく。
「やあっ……んん……だ、だめぇ……」
時折、身体をピクピク震わせながら、必死に快感に抗うようなアイナ。しかし両胸を執拗に責め続けると、その身を委ねるように力が抜けていった。
すると――
「ううん……お兄ちゃん……少し待ってよ」
アイナは身体を起し立ち上がると、ベッドへと腰を掛ける。
「アイナ?」
それから、俺に見せつけるように、制服のスカートをゆっくりと捲ってゆく。白い太ももの奥から、チラリと覗く下着――。
「今度はココを……して」
やや紅潮させた顔をそっと傾げ、アイナは可愛くも怪しく微笑みを向けた。