この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
先生の彼女
第2章 2人
頭の中が、真っ白だ
体に力が入らなくてフラフラになる
そして立っていられなくなりそのまま床に崩れ落ちる
「はじめてだもんね、ごめんね無理させて。」
そう言って頭を撫でてくれる
「やっぱり今日は帰ろっか」
「えっ…?」
先生は優しい笑顔だ
さっきは、あんなに切なそうな顔だったのに
ほんとに、いいの…?
「さゆちゃんのかわいいの見れたし、いいんだよ」
立ち上がりながらそう言葉をかけ、手を差し出してくれた
その手をとり、まだ少し力が入らない体を立たせる
「もうすぐ暗くなるし、車で送るから、ちょっと待っててね」
身だしなみを整えて、教室を出て行った
おそらく職員室に行ったのだろう
その間にわたしも身だしなみを整える
その時、ふと先生に触られた太ももや首の裏を思い出して胸が高鳴る
せんせい…