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魅惑の境界線
第2章 今日は二人で
「これはどーいうこと?!」
彼女はベッド下から青チェックのプリーツスカートをつまみ上げて叫んだ
あちゃ~ヤバイもの見つかったwww
昨日使って片付けるのを忘れてた
というか彼女が今日来る予定じゃ無かったので休み1日スカートライフをエンジョイするつもりだった

「誰か連れ込んだ?誰?私の知ってる女?」
彼女はものすごい剣幕で詰め寄ってくる
「浮気なんてしてないよ」
「じゃあ誰の?なんでここにあるの?」
「お姉ちゃん」
「あんた一人っ子でしょ」
「従姉妹のお姉ちゃん」
「いとこって男ばっかだし!」
「…」
「…別れましょ」
「ま、待てよ!これは俺の!」
「はあぁ~!?
嘘ならもっとマシな嘘おっしゃい!」
「これはマジ、俺のだよ。サイズを見てみな、デカイだろ?」
「…」
彼女は眉間にシワを寄せてスカートと俺を交互に眺めた
「あんたが着るの?」
「そう」
「着てどーすんの?」
ありゃ?俺何言ったんだ?
「どーすんのって、そりゃ~…」
「そりゃ?」
「アレだよそれ」
「それ?」
「…許してくれよ」
「何が?…じゃあ着てみて」
「何で?」
「あんたが着るんでしょ?」
「お前楽しんでないか?」
「着~てみ~て」
「…」
「お願い」
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