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魅惑の境界線
第20章 春、麗しく
彼女のチャイナ服姿を眺めながら
ヤケド寸前の口と喉を
冷たい杏仁豆腐で美味しく冷やす

「ごちそうさま、美味しかったよ、ありがとう」
「よかった」
「舌の保養にもなるし目の保養にもなったな」
横に立つ彼女の脇をツーッと人差し指で撫でると
柔らかくスベスベのシルクの滑らかさと
所々にある刺繍のザラザラ感が
想像以上の好手触りだった
「ふふっ、優くんのもあるわよ」
脇から腰へ下がりスリットの分かれ目から
中へ入ろうとしていた僕の人差し指を
掴んで目の前に持ってきた彼女は微笑んで言った
「…はい、これもお土産」
「ありがとう…」
渡された紙包みを解くとビニールに包まれた
青に金の刺繍が鮮やかな服が現れた
「おっ、魏の曹操かな?」
色からして最近ハマッている
スマホゲームのキャラが思い浮かんだ
「…はい、服脱いで」
彼女は服を袋から出しながら言った
「ああ」
おお
彼女のみたいに撫で肩でなくイカってるし
裾も少し短く拡がった感じで格好イイ
戦時の甲冑に合いそうだ
三國志の武将だったら長い髭も要るかなぁ…
などと思っている間に
彼女が服を着せてくれていた

「…このドアノブカバーみたいなのは?」
「…ちょっと待ってねー」

彼女は僕に被せたウィッグを上の方で纏めだした
?!
そう言えばいつの間にかダミーバストも付けられ
胸が膨らんでいるし
股間辺りもスースーするし…
「…よしできた!…うん、カッコイイ!!」
2,3歩下がって眺めた彼女が満足そうに言った
「ん~どれどれ…!?」
姿見に映して見ると
頭頂左右に白いダンゴが付いている…
ウィッグを纏めて
先程のドアノブカバー(?)を被せてあり
根元をリボンで蝶結びにしてある
服も肩がイカツイのかと思ったら
袖が絞って丸く膨らんだ半袖で可愛いデザイン
腹部が白い幅広帯で絞めてあるので
バストがぐっと突き出て目立つし
下もスッと落ちるのではなく
腰から開いて流れるので
メリハリが効いて彼女のよりセクシーなデザイン
スリットも腰辺りまである
と言うより
前1枚後ろ2枚の布が付いている感じで
キワキワまでスースーする
スカートとは違って縦に境界線があるのは
また新鮮な感覚だ

…ってこれ
格闘ゲームの女性キャラじゃないか!


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