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第17章 ギンガムチェックとシュシュ

エロの圧力を抜いたら
境界線を堪能して過ごす

最近はスカートだけでなく
フル女装で
服に下着にウィッグからソックスまで
トータルに着心地を楽しむようになった

…

しばらくすると
試したいことを思いつき
出掛けることにした

さすがにこんなに短いミニスカートで
外に出るのは勇気がいるが
馴れてきたのと
夜中なのと
大胆にさせる夏という季節の力とで
エロの衝動が羞恥心に勝ったのだ


湿度はあるがヒンヤリとした
真夜中の外気に
容赦なく撫で回される下腹部は
無防備に感じるものの
プリーツスカートの裾が引く境界線が
紙一重に守っている
普通に立ってたり歩いている分には
大丈夫でも
屈んだり階段や坂道では
パンティが見えてしまうという
危うさがスリリングながら楽しく
官能的なのだ

もちろん
誰も居ないから
見られる訳ではないが
スカートマニアのパンチラフェチからすると
着ている側に立って
絶対晒すものかと気を付ける
我ながら
複雑なマニアックプレイなのだ

パンチラに気を付けながら
ソックスを直し上げたり
階段ではお尻下を鞄でガードしたり
小さくスキップして
スカートの裾を揺らせてみたり

もちろん
家でも楽しんでいたけれど
外ですると
また一段と萌えるものだから
真夜中の散歩はやめられない