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一つの屋根の下
第2章 1→
「あ~彼氏?」
「と、その他もろもろ…命来る数分前に酒持ってきて飲みだした。最低だよな。アレら居るけどいい?」
「全然平気!」

大丈夫!百合乃は最低っていうがみんないい人である。
「命は飲むなよ?」
「飲まないよ~」
飲めないから、と断る。

トントントン
階段を上がって百合乃の部屋につく。ドアを開けると4人の人が居た。3人は知っているが1人知らない顔だ。
「おぉ!みったんやん!お久~」
陽肋がにへらぁとして声を掛けてくる。百合乃の彼氏で、小学校からの馴染みだ。

「みったん制服だぁ!かあええ!どうか付き合っ」
葛さん。先輩だ。そして女好きだ。
そんな葛さんは沙々姫さんに殴られている。葛さんの彼女だしね。

そして、もう1人は…誰だろう。
小声で百合乃に聞く
「誰?あのこ…」
「あー。しらんかったっけ。永ー。挨拶して~」

永と呼ばれた男の子がこちらへ来る。
「永って言って。一つ下なんよ」
年下は全く知らない。
「は、はじめまして。命で
「不細工」
なっ…?!」
第一声が不細工ってどういうことだ!

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