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第7章 生きるということ
「美紗…立って後ろ向いて…」
私は言われるがままになった
後ろに立った謙さんが
あそこをお尻に押し付けながら
手を伸ばす
右手は胸へ
左手はクリトリスへ…
私はまっすぐ立っていられなくて
縁の石に手をついていた
「あっ、だめ…お部屋に戻ってしよ…」
謙さんは私のうなじから耳元に舌を這わせると
「だめだよ
もう我慢できない
美紗がエッチだから…」
そう言って
後ろから私の中にゆっくりと入ってきた
その間も両手を止めてくれない
「あっ…あん…あっ…お願い…だめ…」
謙さんが後ろからゆっくりと出し入れする
「や、あっ…ハァハァ…ん…
だめ…いっちゃうよ…」
そう伝えると
謙さんはクリトリスにある指を
少し早く動かしながら
激しく腰を動かした
「あっ…あぁぁぁぁぁ…ハァハァ」
私は果ててしまった
足がガクガクして
立っていられない
謙さんは後ろから私のお尻を強くつかみ
身体を密着させて
私の肩や背中を舐め回し
さらに激しく出し入れする
「あっ…あぁぁん…ハァハァ…あっ…」
声が止まらない
「あぁ…気持ちいいよ
美紗…あぁ…出してもいい?」
謙さんが私を激しく後ろから突く
「あっ…あっ…んっ…出して…」
「あぁ…ハァハァ…いくよ…
いくよ……んっ」
謙さんは後ろから私にしがみつくようにして
果てていった
その夜は朝まで謙さんがいると思うと
嬉しい半面
帰らなくて大丈夫なのかな…
とも思っていた
いつもは謙さんの優しいトントンで
ぐっすり眠れるのに
なんだか寝付くことができなかった
いつの間にか手が止まり
眠っている謙さんの顔を見ていた
はじめて見た寝顔
なんだか幸せで
穏やかな気持ちになって
私もいつの間にか眠っていた
夜中にふと目が覚めると
謙さんが私を見ていた
「起きてたの?」
私が聞くと
「いつも短時間しか眠らないから
癖かな…目が覚めちゃった」
そう言って私を抱きよせた
いつもほんの二、三時間だけ私と仮眠して
家に帰って眠ってるのかな
でも戻ってきてくれる時間からしたら
いつも寝不足なんだろうな…
そんなことをふと考えていた
謙さんが心配そうに私の顔をのぞきこむと
「少し外歩こうか」
と言って私の手をひいた