この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
35
第8章 揺れる心

「ごめんなさい…
気持ち悪いから寝かせて…」
私は謙さんにはじめて背を向けた

謙さんはそれ以上何も言わなかった

私は自分が自分でなくなってしまっていくような
そんな気がしていた

ある日いつものようにバーに寄ると
お店に良く通って来てくれるお客さんに
偶然会った
一緒に飲みながら話をしていた

時間がどんどん過ぎて
帰らなくちゃと思っていたけど
その場の雰囲気に流されてしまっていて
なかなか帰れなかった

謙さんから電話が鳴る
私は出なかった

しばらくして気が付くと謙さんが立っていた

「あ…」
私は言葉が見つからず
隣に座っているお客さんに挨拶をして
会計を済ませ一人で足早にお店を出た

「美紗!待って!」
謙さんが追いかけてきて腕を掴む

「アイツと会うためにここに来てたのか?」

私は謙さんに冷たく言った

「そうだとしても
そうじゃなかったとしても謙さんには関係ない!」

謙さんが悲しそうな顔をして

「そうだよな…ごめんな…」
と言ってうつむいた

私はそんな謙さんを見て喉の奧の
胸のあたりが苦しいような熱いような
不思議な感覚を覚えた

「帰ろう…」
謙さんが私の手をそっと握った

私は黙ったまま部屋に戻った

シャワーを浴びようとバスルームに向かおうとすると
謙さんが私の腕を掴んでキスをする

「や…シャワー浴びるの!」
身体を離そうとしても
謙さんが離してくれない

何度も何度もキスをされて
謙さんの舌を拒んでいたけど
やがて受け入れてしまう

「んんんっ……んん…」
激しく舌を私の口の中で動かして
謙さんが私を床に押し倒すようにして
覆い被さった

お酒がまわっていて
頭がぼんやりしている

謙さんがブラウスのボタンを外し
ブラジャーをめくりあげ
胸に顔を埋めて舐めまわす

「あっ…やっ……」

カチャカチャと謙さんがベルトを外し
ズボンを脱ぎながら
激しく胸を刺激し続ける
お酒のせいかどうしようもないくらい
興奮してしまう

私は胸を舐めまわす謙さんの頭を
さらに胸に押し付けるようにしていた

「あんっ…あっ…ハァハァ…」
謙さんの手がスカートを捲し上げ
下着の中に入ってくる

濡れているかを確かめるように
指先がいやらしくあそこの割れ目を
なぞるようにそっと動く
その指が私のあそこから溢れたそれで
ヌルヌルとしている…






/202ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ