この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
深海のパンツァー
第10章 8*深海のパンツァー
***戦中:リヴァイアサン***



レオンハルトは艦長室にて妻と子、産まれたばかりの第二子がの映る写真を見つめる。
そして、出征する前に息を引き取った父のことを考えていた。

「……父上は満身創痍で亡くなられた。僕と比べ、どっちが軍人でどっちが戦った男かわからないな」

父の死に様は、体力を使い果たすまで戦った男の様であった。
レオンハルトは父の死こそ、男の死に様であると学んだ気がする。

―-ブゥゥゥン!!

静寂なリヴァイアサン艦内に警報ブザーが響く、

そして止むと伝通管から

『スクリュー音! 複数と思われます』

レオンハルトは伝通管を手に取る。

「コンディション・デュエル発令!対艦戦闘用意、トライデント一番二番発射管開け」

そう言うと指令室へと急ぐ。

『トライデント戦用意!』

命令が復唱される。ゲイツ対戦長の声だ。


指令室にたどり着く、副長兼航海長のグーンが既に敵艦との距離を算出していた。

「敵との距離約3500!」

そう言ってグーンは潜覗鏡をレオンハルトに託す。

『発射準備よし!!』

魚雷室から伝通管を通ってゲイツが声を上げた。



/72ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ