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深海のパンツァー
第16章 14-判決
「彼らもモンスターもガイアから生まれています。彼らを悪魔と称するならば、母なるガイアをも汚している!」

ゲイツはザウートに指を指して怒号を上げた。

「黙れ小僧!裏工作で上学に入った貴族野郎が俺を指差すんじゃねぇ!!」

ザウート大佐はつばきを吐き出すほど怒り狂った。



「静粛に!衛兵は弁護人と検察官を取り押さえろ!」

やってきた衛兵にゲイツとザウートは拘束される。
そして―-

「両名は判決まで退出しろ!」

審問長の指示で二人は退出させられる。


―-「裏工作した士官が最前線に行くかよ!」
―-「死んじゃあ意味ねーんだよ!」

退出後も二人の怒号が法廷内に響いた。




---*---

「証人は今も彼らを敵だと思っていますか?」

審問長が証人に質問する。

「バカな……ありえません」

紫苑が答えた。

「ジョルジュ=レオンハルト中佐をどう思いますか?」

「……レオンハルト中佐がいるかぎり……残念ながら天津はロージアに勝つことは不可能かも知れない。ロージア側が伝説に残るであろうレオンハルトの英雄譚……ここでピリオドを打っていただけるのであれば、天津軍の士気は向上する。
この先、リヴァイアサンがどれだけ天津を攻めようと、彼の指揮するリヴァイアサンでない限り、容易く沈めてごらんに入れる」


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