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若頭…少女に恋をする。
第4章 慣れないセックス
それから直ぐに私はシャワーを浴び…用意された服に着替え右京さんの居るリビングへと向かった。



リビングに行くと右京さんの他にもう一人の男性がいた。


私に気づいた右京さんは手招きし自分の横に座るように命じた。



「今後のお前の生活のことで話がある。」

今後の私の生活…?




そうだった……。




私は父により売られた身……。



「煮るなり焼くなり…薬漬けにしてソープに売るなり好きなようにしてください…私は父に売られた身…何の拒否権もないのだから…」




大丈夫…覚悟は出来てる。





「…はぁ……お前は昨日今日、俺の言葉を何1つ聞いてなかったのか?」




「…」



「俺を好きになれって言ったのは本気だ…お前を薬漬けにしてソープに売るつもりはサラサラねぇ。それともなんだ?お前は俺一人の体で足りず複数の男達にヤられる方がいいのか?」





セックス中の言葉…あれば嘘ではない…?本気で信じてもいいの?






【複数の男達】と言う右京さんの言葉にゾクリと体が震える。


だから私は頭を横に何度振り。


「この体を捧げるなら…貴方だけがいい。」



「ふっ…なら決まりだ…学校は今までどうりここから通えばいい…ただし…俺はヤクザの若頭だ…俺の女となりゃ…お前の命を狙う物も出てくるだろう…従って送り迎えになるから。それと…今まで住んでた家は近日中に引き払う。必要な家具とかは全て今から揃えに行くから必要はないから処分する…いいな?」


「処分…?」



「あぁ…何か問題でも?」



「大切な思い出の品だけここにもって来ちゃダメですか?…」



「大事な品って例えば?」



「卒業アルバムとか…母の形見とか…」


「あぁ…それぐらいならいい…ただし父親の物は一切持ってくるなよ」【見る度辛くなるのが目に見えてるからな…。】


「そうします…」



私を平気で売る父なんて父親なんかじゃない…。


言われなくても…何一つ父親の物なんていらない!!




「分かった。とりあえず今日は必要な物だけを買いに行くぞ…っとその前に飯だな…。…おい…千原!!」




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