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Dolls…
第9章 腕の中の宝物
あんな最低な人の言葉で悩み続けた自分が馬鹿みたいだ。
あんな人にドキドキしてたなんて、自分が情けないっ!
心の中で何度も思った。
あの人の頭の中は人形しかない。
如何にいい作品を作れるか、その事しか頭にないんだ。
大嫌いだ。
大嫌いなはずなのに…っ
「はぁ…っ、何で…」
椎葉さんに捕まれてた腕が痛い。
椎葉さんに抱き締められた体が痛い。
囁かれ続けた耳が、熱い。
私の体、まるで炎に包まれてるように熱い。
火照った体、微熱でもあるんじゃないかと思うぐらいに気怠い。
心臓はまだ高鳴ってる。
頭の中や耳に椎葉さんの声が残ってる。
鼓膜すら痺れてるように感じた。
それに、私の下半身も……。
「……………っ」
本当に情けない…っ。
花弁から溢れ出た蜜が下着を汚してるのがわかった。
衣服の上からでもわかるぐらいにしっとり湿った感覚があった。
「ふざけないでよ…っ」
自分の体なのに、コントロールが効かなくなってる。
日に日に、椎葉さんに抗えなくなっていく。
心のない、痛みもない、何も感じない人形になりたいと何度も願ったけど、私が願ったのはこんな事じゃない。
椎葉さんの、人形になりたい訳じゃない…。
もう1度ベッドに寝転びながら体の火照りが収まるのを待った。
1人っ切りの食事で椎葉さんはいないとわかっててもこんな体では動けない。
ベッドに寝転びながら自分を憎んだ。
椎葉さんじゃなくて勝手に反応してしまう自分の体を。
椎葉さんの調教のせいでこんな体になってしまった自分の運命と体を。
私は…、こんな女じゃなかった。
あんな人にドキドキしてたなんて、自分が情けないっ!
心の中で何度も思った。
あの人の頭の中は人形しかない。
如何にいい作品を作れるか、その事しか頭にないんだ。
大嫌いだ。
大嫌いなはずなのに…っ
「はぁ…っ、何で…」
椎葉さんに捕まれてた腕が痛い。
椎葉さんに抱き締められた体が痛い。
囁かれ続けた耳が、熱い。
私の体、まるで炎に包まれてるように熱い。
火照った体、微熱でもあるんじゃないかと思うぐらいに気怠い。
心臓はまだ高鳴ってる。
頭の中や耳に椎葉さんの声が残ってる。
鼓膜すら痺れてるように感じた。
それに、私の下半身も……。
「……………っ」
本当に情けない…っ。
花弁から溢れ出た蜜が下着を汚してるのがわかった。
衣服の上からでもわかるぐらいにしっとり湿った感覚があった。
「ふざけないでよ…っ」
自分の体なのに、コントロールが効かなくなってる。
日に日に、椎葉さんに抗えなくなっていく。
心のない、痛みもない、何も感じない人形になりたいと何度も願ったけど、私が願ったのはこんな事じゃない。
椎葉さんの、人形になりたい訳じゃない…。
もう1度ベッドに寝転びながら体の火照りが収まるのを待った。
1人っ切りの食事で椎葉さんはいないとわかっててもこんな体では動けない。
ベッドに寝転びながら自分を憎んだ。
椎葉さんじゃなくて勝手に反応してしまう自分の体を。
椎葉さんの調教のせいでこんな体になってしまった自分の運命と体を。
私は…、こんな女じゃなかった。