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Dolls…
第12章 ゆるやかな崩壊
私の中に椎葉さんの剥き出した生身のモノが入ってきたのだ。

後ろから一気に貫かれたせいか私の体はそれだけでビクビクと反応してしまっている。

それはまるで、陸に上がった魚のように。

それだけでも声が我慢出来そうにないのに、椎葉さんはシュウちゃんにバラそうとしてるかのように私を攻め続けた。

「ふ、うぅっ!やぁ…っ」

「こんな状況でも感じてるのか…?淫乱な女だ…」

「んぅっ!」


椎葉さんの言う通りだ。

今は、そんな場合じゃないのに、私の体は…。


だけど、自己嫌悪に陥る前に私の声がシュウちゃんに聞こえてないかそれが心配だ。

下唇を噛み締めてるだけじゃ限界がある。

さっきから口の中に鉄の味が広がってるが下唇が切れたのであろう。


今、私の両手は体を支えるために壁に付いてる。

片手で体を支えて、もう片方の手で口を抑えれば我慢出来る。

このままじゃいつか声が…。


そう思いバランスを崩さないようにゆっくり片手を壁から離していく。

すると━━━━━


「おっ、と。それはどうかな…」

「あっ!ぐっ…」


口を抑えるために壁から離した方の手を椎葉さんが後ろからグッと引っ張り上げた。

椎葉さんに腕を引っ張られてるせいで背中は仰け反り、だけど腰を椎葉さんに突き出してる状態。

器官が締め上げられてるようで、息が出来ない。


「い、やぁぁ…、だめ…っ」

「何がダメだ?このまま、あの幼馴染みに見せつけてやるか?」


そんな事、出来るはずがない…。


監禁されてる事はシュウちゃんには内緒にしてるのに、こんな姿を見られたら…。

私の腕を引っ張って、自分のモノを更に中へと突き立てたくる。

「ひぅっ、ぁっ、も、やめ、やめて…っ」

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