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Dolls…
第13章 暖かな腕の中
━━━━━━━…っ!!
ドアの隙間から、私達の行為を見て
背筋を凍らせて愕然している、私の…
「つ、椿……っ!?」
椎葉さんの動きに耐えきれなくなった私は、またもや意識を手放してしまった。
手放さないように歯を食い縛り耐えていたが、私の体が悲鳴をあげて
椎葉さんの欲を受け止める前に意識が混濁したかのようになってしまったのだ。
「あっ、ん…」
「は…っ、やり過ぎたか…」
私の中から椎葉さんが出ていった。
体のあちこちから水分が滲み出ていて、脱水症状を起こさないかと心配だった。
「でも、お前が俺にあんな表情を見せても…、俺はお前を受け止められないのにな…」