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Dolls…
第18章 パンドラの箱
すると、胸を鷲掴みにしていた腕が胸から離れするりと下半身の方へと延びて行く。

そして、何も身に付けず剥き出しになっている私の足の隙間に侵入して来ようとする。

慌てて足を閉じようとするが足が地面につかず、踏ん張りが聞かないせいで力が入らない。

無理に力を入れようとすると足が吊りそうになる…。


「んっ、んうぅっ!」

言葉が出てこない今は首を振りながら嫌だという意思表示しか出来ないが、椎葉さんの腕がそれを許さない。

髪を捕まれてるせいで首は動かせないし、動かせたとしても椎葉さんが止めてくれるはずもない。

「んっ、ん!」


嫌っ!

こんな状態でそんな…っ

いやぁぁぁ…っ!




椎葉さんの指が私のソコに触れた瞬間、私を見つめる椎葉さんの口許がくすりと動いた。


「痛がってる割りには体は正直だな?あっ!?」

「ん…」

ソコから離れた椎葉さんの指が私の太股を撫でてきた。

それだけですぐにわかった。

太股に触れる椎葉さんの指がしっとりと濡れていることに…。


こんなに乱暴にされてるのに、私の体は…。


「んっ、ん…」

「淫乱が…」


気持ちよくも何ともないこの行為に何を感じて反応したのか…。

だけど、椎葉さんのいう通り、私の体は淫乱と呼ぶに相応しい反応を示している。

太股に付着した愛液がそれを物語っている。



次に椎葉さんは私の後頭部の髪を掴んでいた腕を離し、私の足元に膝まずくようにしゃがみこんだ。

何をするのかとその動きを薄目で追っていた。

すると、椎葉さんは私の片方の足を持ち上げ自身の肩に担ぎ上げた。

「んっ、ふっ!!」

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