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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第5章 【参】
 濡れたような漆黒の闇を彷彿とさせる瞳に、策略家の鋭い企みの光がかいま見える。しかし、嘉宣が橘乃の瞳の奥で一瞬またたいた妖しい光に気付くことはついになかった。
「ご自分の感情だけで血の繋がったお子だけではなく、孫までをも亡き者とされる怖ろしきお方―。放っておいては、いずれ吾子だけではなく、あなたさまご自身の御身も危うくなりましょう」
 その時、行灯の明かりがフッと消えた。
 途端に室内が闇で満たされる。
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