この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第5章 【参】
 四十二歳にして、息子から突如として突きつけられたこの侮辱を受け止めきれるだけのゆとりは彼女にはなかった。
「よくも、母に向かって、そのようなことが言えたものですね。もう、好きにするが良い。そなたがあくまでも母の忠言を聞き入れず、橘乃なる妖婦を側に置くと申すのなら、私にも考えがある」
 春瑶院がスと立ち上がった。
 打掛の裾を捌き、踵を返そうとするその背に、嘉宣は問いかけた。
/350ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ