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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第6章  【四】
 やむなく琴路は起き出して自分でふじを探すことにした。庭に面した障子戸を開け、草履を突っかけて庭に降り立った。上屋敷の庭は広いが、幸いにも、ふじは鈴のついた首輪をつけてやっている。チリチリと鳴る愛らしい音を頼りに追いかけている中に、いつしか琴路は奥庭でもひときわ奥まった箇所に来てしまっていた。
―ふじ、ふじ。
 小声で呼んでみても、ふじはいっかな姿を現さない。
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