この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第6章  【四】
 一方、橘乃の死をいまだ知らぬ嘉宣は、英泉寺の庫裏の一角に幽閉されていた。
 もう、橘乃とは十日以上も逢っていない。
 捕らえられた時、二人は別々の場所にいた。まず橘乃が連行されたと聞き、表にいた嘉宣は袴の裾を蹴立てるようにして奥向きに急いだ。
 嘉宣が橘乃の部屋に脚を踏み入れようとしたまさにその時、橘乃は屈強な家臣たちに連れてゆかれようとしているところだった。
/350ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ