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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第3章 【壱】
 襖が再び静かに開く。ほどなく若い侍女が茶菓を捧げ持ってきた。黒塗りの高坏には色とりどりの干菓子が盛ってある。高坏を持った侍女の後ろに湯呑みを載せた丸盆を持つ侍女が続く。
 菓子を持った女は、これまでにも幾度か見かけたことがある。確か木檜家に父祖の代から仕える重臣の妻ではなかったか。その三十過ぎほどの侍女が恭しく菓子を御前に置くと、その後ろに続く侍女が代わって茶托に乗った湯呑みを傍らに置く。
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