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妖婦と呼ばれた女~哀しき恋歌~
第3章 【壱】
「私はやはり、あなたを甘やかし過ぎたようですね、殿。殿はその御身に一国を背負われるお方。もっと強く逞しくおなりあそばされねば。なのに、私は殿にそうやって頼み込まれると、どうしても願いを聞き入れてしまう。それが殿には良くないことだと判っていながらも、結局は望みどおりにしてきました」
 姉の声が今は遠く聞こえる。嘉宣は眼を閉じて、橘乃の貌を思い浮かべてみた。冬に降る雪のように白い膚、ほんのりと染まった健康そうな頬、黒曜石のように冴え冴えと輝く瞳、そして思わず塞ぎたくなる艶めかしい唇。
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