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曖昧☆Bboys
第29章 背中
7時前になると彰吾ものそのそ起きてきた。


「おはよう」


「おはよう、美咲ちゃん早いね」


「うん、彰吾仕事って言ってたでしょ。お弁当作ってみた」


「マジ?」


「うん、マジ」


一瞬嬉しそうな顔をしたが直ぐにその顔は消えた。


「嬉しいけど、バイトは午前中だけなんだ...」


「え・・・」


最後のプチトマトを入れる手が止まった。

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