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私の逆ハー性活
第1章 はじまり
……おかしい。自分の知っている「翔君」じゃない。
子供の頃の翔君はいつも優しくおっとりしていて、こんな冷たい目をする人なんかじゃなかった。
それにペットだって……何かの間違いだよね?
璃子は身体を強張らせつつ、不安げな瞳で翔を見つめる。
しかし翔は相変わらず鎖を強く握ったまま、璃子の耳元に自身の唇を近付けると、甘い声で囁いた。
『ねえ、璃子ちゃん。ペットって何するのか分かる?』
『えっ……わ、分かり、ません……』
『教えてあげようか?』
翔との距離と声に眩暈がした。
そんな璃子を惑わす様に頬へちゅっと口付けると、翔は続ける。
『性奴隷。……だよ?』