この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
私の逆ハー性活
第5章 璃子の愛
***
そのまま璃子は眠ってしまい、目を覚ましたのは、翌朝の6時。
……昨日あれだけ翔からお仕置きされ、肉体的にも精神的にも疲れ果ててしまっていたんだろう。
一度も目を覚ます事なく、夢を見る事もなく、ぐっすりと寝ていた。
「………?」
目を覚ましたのは、何か違和感を感じて。
いつも自身専用の部屋に一人で眠っている筈だが、何故か体に温もりを感じた。
誰かに抱きしめられているような……そんな感覚。
それが気の所為ではない事だと気づいたのは、目の前にある夕の顔が視界にうつってから。
「……夕くん?」
至近距離にある夕の寝顔に、璃子は一瞬頭が真っ白になった。