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私の逆ハー性活
第5章 璃子の愛
そんな約束なんて……。
そのまま璃子は泣きそうになりながら、本音をポロリと呟いてしまう。
「しなきゃ良かった……夕君と、約束なんて……」
「……なに? 璃子……?」
その言葉を聞いた途端、夕の腕からは自然と力が抜け、璃子の両膝からもゆっくりと離れていく。
驚いて顔は呆然とし、璃子がベッドに足をつくと、膣孔から性器を引き抜いた。
「約束のせいで、こんな無理やり抱かれるなら……夕君と約束なんてしなきゃ良かった……」
璃子の本音を初めて聞いた。
今までに何度も璃子を泣かせ、その度嫌がる璃子を無理やり抱いてきたが、それも璃子との約束を信じていたからだった。
そして幼い頃からずっと璃子の事を愛していたから……それなのに……。
璃子がやはり自分の事を愛していないんだと、現実を突き付けられる。
「だから言っただろ……どっちがが好きじゃなくなったら辛いって……それでも約束するって言ったのは璃子じゃん……」
夕はポツリと呟くと、震える両手拳を握り、ベッドから立ち上がる。