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私の逆ハー性活
第6章 デート


「…………」

「…………」






二人から無視されても、悪いのは自分だと言い聞かせ、溢れそうになる涙をぐっと堪える。






「車出すよ。行こう?」






そのまま翔が玄関へ向かい歩き出すと、ついて行く為にゆっくりと歩き始めた。






……一番年上で家主の翔さんを選ぶ事が、一番良いような気がした。





龍ちゃんか夕君を選べば、……選んだ理由が『好意を寄せている』と一つだけしかないけど。






翔さんを選ぶ理由は、『家主』や『年長』と複数ある。




理由があれば……他の二人を傷付けたとしても、その傷は軽く済む。




……この選択は間違ってるのかな……。


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