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私の逆ハー性活
第6章 デート



リビングを出る間際、二人の方を振り向いてもう一度呟く。




「行ってきます……」





顔は見えないが、また無言の二人を目の当たりにすると、自分の選択が正しかったのか強い不安が押し寄せてきた。






けど……もう離れていく翔の後を、そのまま追い掛けるしかなく。






リビングのドアを閉めると、下唇を噛みながら玄関へと重たい足を動かした。



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