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私の逆ハー性活
第6章 デート
その言動が翔の不満を煽るものだと知らず。
翔が不機嫌そうにピクッと眉根を寄せた事にも、璃子はドキドキしながら気づかなかった。
「……やっぱしようかな」
赤信号で車を停車させた後、ボソッと呟いた翔の声に反応して、再び翔へ視線を送ったと同時。
翔の顔がだんだん自身の顔へ迫ってきている事を知ると、璃子はようやく驚き、翔のさっきまでとは違う態度に気づく。
「っ!? 翔さ、ん……」
「俺は璃子ちゃんと、いつもキスしたいって思ってるよ……?」
真剣な目で翔から見つめられ、そのまま唇に口付けられると、一瞬息をするのも忘れていた。