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私の逆ハー性活
第6章 デート
***
運転席へ移動すると、璃子は座っている翔の太腿の上に跨った。
それからは永遠と口付けの嵐。
翔の肩を両手で掴み、目を閉じながら互いの口内で舌を絡め合う。
エンジンを付けたままで冷房の効いた車内には、ずっと水音が響く。
「んっ……ふうんっ……んんっ……」
鼻孔から熱い吐息を漏らし、翔の舌をひたすら追いかけながら璃子はさっき自分が翔に言った言葉を思い出していた。
……どうして『もっと』なんて言っちゃったんだろう。
恥ずかしい……。
翔さんにとっての自分が『妹』なんじゃいかと思うと、勝手に口から出ていた。
……何故だろう。
翔さんから愛されてるという証拠が欲しい……。
「はっ……はあっ……」
翔が唇を薄く開いて舌を伸ばすと、璃子も真似をして舌を口から出す。
すると翔からねっとりと舌先を舐め上げられ始める。
「んっ……はあんっ……」
丁寧に唾液でぬるついた舌を這わせられ、官能的な気分に浸っていると、今度は舌先を吸い上げられ。
「んんっ……んっ……」
強く吸い付かれたまま、口内で舌を繰り返し扱かれる。
恥ずかしさと気持ちよさで璃子は、悲痛な表情を浮かべた。