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私の逆ハー性活
第6章 デート



スベスベした肌触りの布。その端と端を繋ぐゴム製の紐。

……アイマスクみたいだけど、これで目隠しして翔さん何するんだろう。


そう不思議に思いながらも、取り敢えず璃子は翔から言われた通りに渡されたものを目が隠れるように装着する。


しかし続けて話した翔の言葉を聞くと、ひやりと冷や汗を額に滲ませた。





「SMプレイに使われる目隠しだよ、それ」

「SM……?」

「目隠ししたら、感度が上がる子もいるんだって」






平然と話す翔に、言葉を失うしかなかった。

……どうしてそんなものを翔さんが持っているんだろう。

誰と使う為に……?

誰かに使った事があるの……?

私以外の他の誰かと……?






そう考えている内、今度は両手を掴まれ、頭上へ持ち上げられる。

目隠しをしているせいで真っ暗な視界の中、驚く璃子に聞こえてきた声は愉快さを含んでいるが、同時に狂気も纏っていた。






「璃子ちゃん、手と口も縛ろうか」
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