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私の逆ハー性活
第6章 デート




璃子はその言葉に対して、一瞬愕然としたものの。……すぐ素直に頷く。




「はい……縛って、ください……」




翔からクスッと笑われ、頭上に掲げたまま両手首をロープで縛られ始めても……不思議と全く嫌だと思わなかった。

寧ろ縛られる行為に刺激を感じ、ドキドキしながらゴクっと唾を飲み込む。

その後に何かで口を塞がれても、これから何をされるのかと好奇心が溢れる。





「っ……んんっ……」

「猿轡、璃子ちゃん気に入った?」





……猿轡?




ニコニコしながら話す翔の言葉で、自分が猿轡を咥えさせられているんだと知った。

そして途端に羞恥心が込み上げ、子宮がキュンとする。

目隠しをし、両手首を縛られ、猿轡を口に咥えた自分を想像してしまった。





……やっぱり怖い、かもしれない……。

これから何をされるんだろう。





そう改めて思ったのも束の間。

翔の低い声が、車内に響く。





「じゃあ……たっぷり虐めてあげるね?」






……その言葉が璃子にとって地獄を意味すると、璃子も嫌な予感と一緒に直感していた。
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