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私の逆ハー性活
第8章 ペットと彼女の狭間

ぼんやりと翔との約束を思い出そうとする璃子。
しかし……
「璃子と家を出る!? ふざけんなよ、皐月!」
ドアの向こうから夕の怒鳴り声が聞こえてくると、現実に引き戻される。
……夕君、怒ってる……? 翔さんに……?
でも今名前、皐月って……。
皐月って、誰……?
「璃子さんを連れて行く気なら、俺たちも黙ってないよ? ねぇ皐月さん、全て璃子さんに話しても良いの?」
今度は龍太郎の不機嫌そうな声が聞こえてきて、璃子はいてもたってもいられず、ベッドから降りると。
部屋の椅子にかけてあった翔のワイシャツを着て、恐る恐る部屋を出た。

